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2011年09月07日

フチャギの作り方

9月12日(月)十五夜(旧暦8月15夜)ですね。
では、フチャギを作ってみましょう!!


フチャギの作り方
材 料(15個分)

 もち粉・・・・・・・・・・・300g
 水・・・・・・・・・1・1/4カップ
 塩・・・・・・・・・・・・・・・・少々
 
 小 豆・・・・・・・・・・1カップ



作り方

① 小豆は洗ってたっぷりの水に5時間くらいつけ、火にかけて煮立ったらゆでこぼし、新たにかぶるくらいの水を加えて40~50分くらい崩れない程度にゆっくり煮る。

② ボールにもち粉と塩を入れ、分量の水を少しずつ入れて手で充分に練り、耳たぶくらいの固さにする。

③ よく練ったもち粉を15等分(1個50g)して楕円形のもちを作る。

④ 蒸気の上がった蒸し器に布巾を敷いてもちを並べ入れ、強火で15分間蒸す。

⑤ 蒸し上がったもちが温かいうちに小豆をまぶす。


フチャギの作り方
沖縄の行事料理p43より
  旧暦の八月十五夜は中秋の名月とも言われるように、一年中で月がいちばん美しい時期である。各家庭では、小豆をまぶしたフチャギ(吹上餅)を仏壇御香や火の神御香(白)に供える習わしがある。
 本土の農村地域では、収穫したばかりの芋や豆類を神に供える習わしがあって、別名「豆名月」「芋名月」ともよばれている。沖縄でもフチャギに小豆が使われるので、本土の豆名月とも無関係ではないようである。
 フチャギには、サンニン(月桃)や芭蕉、ユウナ(おおはまぼう)の葉など用いられる。昔、焼き物が素焼のころ、餅の粘着を避けるために使われたとされ、葉のなめらかなものや香りのよいものが選ばれた。植物の移り香がほのかに漂うフチャギは十五夜ならではの餅菓子になっている。
著者:学院長 松本 嘉代子

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Posted by 松本料理学院 at 14:01│Comments(0)レシピ
 
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